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イグス（本社ドイツ）は、長いストロークでのエネルギー供給を安全かつ低コストで実現するため、新しいエナジーチェーンシステム「オートグライド5」を開発しました。このシステムは、イントラロジスティクスやクレーンシステムにおける水平走行用で、側面からエナジーチェーンをサポートするガイドチャンネルが不要です。

狭くコンパクトなスペースでのエネルギー・データ伝送、自動倉庫などの高速レーン移動では、バスバーシステムが多く採用されています。しかし主な短所として、メンテナンス費用が高いこと、原則電力の伝送にのみ適用可能、しかも接触不良を回避するための、定期的なクリーニングが必要であることが挙げられます。イグスはケーブルを最高速度4m/s、最長ストローク80mで、ガイドチャンネル無しで安全にガイドする「オートグライド5」を開発しました。オートグライド5は、通路に設置するロープまたはレール上に簡単に取付けが可能です。低価格、メンテナンスフリー、そして従来のガイドチャンネルシステムと比較して、取付け時間が約88％短縮されることが大きな魅力で、バスバーシステムの代替品としてご利用いただけます。

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